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 神奈川県藤沢市以下の地名が「遠藤5322」(※)であるSFC=湘南藤沢キャンパスは、鉄道計画こそあれど開通する気配がなく、旅客輸送をバスに頼り切っている郊外型キャンパスです。当ページでは、遠藤の地で活躍する様々な事業者の乗りものを紹介します。なお以降「はたらく乗りもの」の定義を「陸上において客貨の輸送または業務の遂行を目的とする車輪の付いた用具」とし、原動機の有無や登録自動車の如何を問いません。

※学生証や義塾発行の資料等に記載される住所はこの通りですが、厳密には「苅込(敷地の半分)」「諸之木(テアトロン~セミナーハウスのあたり)」「西谷(体育館~グラウンドのあたり)」「打越(バスターミナル~ベータビレッジのあたり)」の4つの小字に跨る形でキャンパスが設置されています。本館=アルファ館が字苅込に位置するため、一部の資料には「藤沢市遠藤字苅込5322」と記載されています。ちなみに神奈中バスの停留所名はそれぞれ「刈込」「諸之木」「遠藤西の谷」「遠藤打越」になります。


神奈中バス(神奈川中央交通)

 旅客輸送のほとんどをバスに依存するキャンパス、SFCへ入構するバスは現在全て神奈川中央交通綾瀬営業所が担当しています。三菱ふそうヘビーユーザーとして知られる神奈中ですが、綾瀬・藤沢・茅ヶ崎・中山の各営業所は現在でも一定数のいすゞ車を有しています。また、日デOEM時代のエアロスターSなども所属しており、事実上、日野(とトヨタ)以外の国内メーカー車がSFCに乗り入れることとなります。


★ハイブリッドバス(湘23系統)

 せ27, ISUZU ERGA HYBRID, QQG-LV234L3, 2013~, Ayase Depot, Photo at Keio-Daigaku BT
 [湘23]はSFC開設当初から運行されている系統です。下りは湘南台駅西口①→大学BT→本館前→中高等部前、上りは時間により本館前または大学BT発となります(日曜休校日は全便大学BTまで)。また、現在は設定されていませんが本館前23:16発の深夜バス(湘26)も存在しました。
 SFC周辺を所管する綾瀬営業所には、パラレル式ディーゼル電気ハイブリッドバスが1台だけ配属されています。見ることができたらラッキーです!


★ノンステップバス(湘24系統・笹久保経由)

 せ14, Mitsubishi Fuso Aero Star non-step, 2PG-MP38FK, 2024~, Ayase Depot, Photo at Keio-Daigaku BT
 SFC開設当初から運行されている湘23ですが、まだ高倉遠藤線の遠藤~大学前間が開通していなかった初年度は笹久保経由で運行していました。湘23が現行ルートに移った際、旧経路として残されたのが[湘24]です。下りは昼過ぎからの運行で湘南台駅西口①→大学BT→本館前→中高等部前、上りは昼過ぎまでの運行で大学BT発となります(日曜休校日は全便大学BTまで)。
 2023年の新車からは、路線バス車両としてはめずらしい縦割りが特徴的な、奥山清行氏デザインの塗装で導入されています。また、2024年の新車からはLED行先表示装置が変更され、従来の交通電業社製アンバー色からレシップ社製の白色のものになりました。側面表示器が大型フルドットとなったほか、ビットマップ書体も変わっています。


★Twin Liner(湘25系統)

 せ202, Mercedes-Benz CitaroG C2, O530G, 2020~, Ayase Depot, Photo at Keio-Daigaku BT Exit
 [湘25]は湘23の経路で急行運転をしており、途中は南大山にのみ停車します。連節バス車両で運行されており、日本で始めてノンステップの連節バスが運行された路線でもあります(回送経路の都合で長らく茅ヶ崎営業所が担当しており、綾瀬に移ったの2018年と最近です)。
 現在の車両は当路線では2代目(神奈中全体では3代目)、価格は一般バスの3~4倍と言われる赤塗りの高級外車です。 実は全長・軸重だけでなく車幅も保安基準+50mmオーバーしています。
 なお当路線に充当される車両は原則、初代ツインライナー(ネオプラン・セントロライナー)を置き換えた2019年度式の2次車グループ(せ209-212)と、同年度式で輸送力増強のため増車された3次車グループ(せ201-204)となり、通常使用しない中扉の整理券発行器にはカバーをかけられています。


★ツインライナー代走運行車両

 せ34 & せ24, Mitsubishi FUSO Aero Star, Ayase Depot, Photo at Keio-Daigaku BT Exit
 車検や故障等でツインライナー車両に余裕のないときは、一般バス1~2両により代走します。この場合の運賃収受はツインライナーと同様で、下り方向では整理券を発行せず、上り方向では前乗りの信用乗車制となります、

★ノンステップバス(湘28系統)

せ33, ISUZU ERGA non-step, 2DG-LV290N2, 2018~, Ayase Depot, Photo at SFC
 [湘28]は湘南台駅と中高等部前(下り)/本館前→湘南台駅(上り)を直通する中高生専用バスです。かつて運行されていた湘23直通ルートを別系統化したものとなっています。
@@ここに運送法上の解釈を解説する@@


★ノンステップバス(湘19系統)

 せ4, ISUZU ERGA, 2KG-LV290N4, 2024~, Ayase Depot, Photo at Endo-Yamazaki int.
 [湘19]は湘南台駅西口から湘23・25の経路で慶応大学BTまで来たのち、さらに西進し宮原経由で綾瀬車庫まで行く路線です。かつて慶応大学~藤沢市北西部方面へのフィーダ路線として運行されていた「ふじみ号」を集約した路線で、その名残として慶応大学以西では運賃が調整されています。昼間は毎時1本のマイナーな路線ですが、上手く時間が合えば空いているバスで登校できます。 ただし綾瀬車庫行きでも[湘20]の方に乗ってしまうと笹久保から歩く羽目になるので要注意。
 2023年の新車からは、路線バス車両としてはめずらしい縦割りが特徴的な、奥山清行氏デザインの塗装で導入されています。


★ノンステップバス(辻34系統)

 せ41, ISUZU ERGA non-step, 2DG-LV290N2, 2021~, Ayase Depot, Photo at Keio-Daigaku BT Exit
 [辻34]は辻堂駅北口から湘南ライフタウン地区を南北に縦断してSFCまで来る系統です。下りは湘南台駅西口①→大学BT→本館前→中高降車場、上りは時間により本館前または大学BT発となります(日曜休校日は全便大学BTまで)。辻バスの終点は中高前でなく"中高降車場"というロータリーとなっています。

★Twin Liner(辻35系統)

 せ208, Mercedes-Benz CitaroG C2, O530G, 2019~, Ayase Depot, Photo at Keio-Daigaku Honkan-mae
 [辻35]は辻34の経路で急行運転している系統で、2018年5月より運行されています。朝夕には辻堂~ライフタウン返しの区間便(辻23)も設定されています。綾瀬営業所には現在12両のツインライナーが所属していますが、辻堂系統では整理券発行機を使用する都合で運用グループが固められており、原則として2017年度式で座席モケットが黒色の1次車(せ205~せ208)が充当されます。 それ以外の車両では整理券発行器にカバーをかけられており、代走時を除き辻堂系統に入ることはありません。

★鴨池急行SoKanKan①

せ302, Mitsubishi Fuso Rosa, TPG-BE640G, 2012~, Ayase Depot, Photo at Keio-Daigaku BT Exit
 SFC本体と看護医療学部・SFC-IVを結ぶシャトルバスです。SFC研究所・大前研による自動運転の実証運行が行われており、神奈中が運行を担当しています。

★鴨池急行SoKanKan②

せ301, Nissan Deasel, PA-AHW41, 2005~, Ayase Depot, Photo at KEIO SFC Möbius Ring Track
 SFC本体と看護医療学部・SFC-IVを結ぶシャトルバスです。

★キャスター付き可搬式運賃箱

せ250, LECIP, LFZ-C, 2024~, Ayase Depot, Photo at Keio-Daigaku Honkan-mae
 中高登校時間~大学1限の間に現れる可搬式の運賃箱で、中扉・後扉からの降車を可能とします。綾瀬営業所では2024年9月頃までに運賃箱の更新を完了し、レシップ社製のNF-3からLFZ型(LFZ-C)となりました。


バス以外の旅客輸送

 もちろん旅客輸送にはバスだけでなくハイヤー・タクシーも含まれます。


貨物輸送

 @@ここに前書きを書く@@


★日本郵便 郵便車(集配車)

38, Mitsubishi MINICAB MiEV, ZAV-U68V, Fujisawa-kita office, Photo at Keio-Daigaku BT Exit
 SFCのある遠藤地区は藤沢北郵便局の所轄です。SFC内にはΘ館北とローソン内にポストがあり、郵政カブが出入りしている様子も見ることができます。

その他

 「はたらく乗りもの」と言っても旅客や貨物だけには限られず、その実態は様々です。この項では旅客・貨物以外の事業用車を紹介します。


★KEIO SFC CO-OP

Photo at Keio-Daigaku BT Exit
 生協の車です。

★慶緑産業①

Photo at Keio-Daigaku Kamoike Pondshore
 SFC内で樹木や芝生を中心に整備している(有)慶緑産業の車たちです。

★慶緑産業②

Photo at Keio-Daigaku Kamoike Pondshore
 (有)慶緑産業に所属の乗用草刈機「フルーティまさお」です。








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